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「渋沢栄一」直筆の書がNHKで全国放送されました。

2021.04.19

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渋沢栄一は「近代日本経済の父」と呼ばれ、2024年から使用される新一万円札の肖像画と

して選ばれており、また、今年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公でもあります。

大正6年5月、渋沢が77歳の時に松本を訪れた際、前身の松本商業学校の生徒たちに訓示

し、松本商業学校の為にと言葉を残したもので、渋沢の号である「青淵」があります。

直筆の書は、孔子の「中庸」にある言葉で、「学を好むは知に近し」と読み、「自分から好ん

で学問するものは、知徳を修めるのに近い」の意。

横120cm、縦40cmの大きさの絹に書かれ、正面玄関を上がった2階の廊下に、後藤新

平の「商魂士才」と並んで展示されています。

NHKのインタビューに答えた窪田文明研究員(元松商学園高校教諭)は、

「学問をする大切さを、渋沢さんは青年たちに訴えようとしていたんだろうと思います。

時代は変わっても勉強することで、それが自分だけではなくて、社会にも役立つものなんだ、

大切なものなんだ、生徒たちがそのような気持ちになってくれればと思います」

(NHKの他に、信濃毎日新聞や市民タイムス等でも大きく紹介されました)