2014年04月01日 【お知らせ】
松商学園の116年を数える歴史の中、多くの卒業生が、政界・財界・スポーツ界・芸能界・各企業など、県内外の様々な分野で優秀な人材として活躍してきました。今、現役で活躍されている先輩方のお話には、松商学園から未来を見据えるヒントがあります。
こしがや脳神経外科 院長
(昭和62年度普通科卒)
玉野 吉範さん
埼玉県越谷市にて、脳神経外科の医師をしております。高校には「特別進学コース」の一期生として入学いたしました。通常の授業は朝7時半から夕方17時半までありましたし、夏休みには乗鞍高原での勉強合宿、また定期的な模試への参加など、大学受験に向けて先生方の熱意ある授業をたくさん受けることができました。
その甲斐もあり、東京の「日本医科大学・医学部」に入学することができました。この大学はかの野口英世を輩出した私学医学部日本最古の大学であり、「丸山ワクチン」でも有名な学校です。私の亡き父も胃癌を患い「丸山ワクチン」を接種していたこともあり、どうしてもこの大学で学び、医師になりたいという目標を持っていたのです。大学での6年間は覚えることが多くとても大変でしたが、無事に卒業をしさらに医師国家試験にも合格、医師になることができました。
大学病院勤務を経て、現在は脳神経外科専門医としてやりがいと責任を持って患者さんと向き合っておりますが、今の私があるのはひとえに「目標に向かって努力することの大切さ」を教えてくださった高校時代の先生方のご指導のおかげです。後輩諸君、目標に向かって日々の努力に励み、そこから得られるたくさんの経験を糧に世界へと羽ばたいてください。
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